2人 あとがき〜

 

 

 ぴよぴよ初完結作品です!! パチパチ!!

といってもだーっと書き上げたので駄作きわまりないですね(苦笑)

しかも恵那のラスト変えたし。

本当はバッドエンドというか・・・・・・、雄介くんから手紙がきて終わりだったんですよ彼女の章は。でもなんだか息吹はあれで恵那がそういう爽やかだけど寂しい終わり方じゃなんかな〜という思いで変えちゃいました。

なんだろう、がんばれば、一生懸命やる人は報われるんだっていうことを信じたい私のエゴというのもありますが。

 

 さて、2人いかがでしたでしょうか??

正反対のようで、でも近いところもあるという女の子、息吹と恵那。

この2人気に入ってもらえた、かなぁ??(一番不安)

 

息吹は私としては感情移入しまくりです。かなり似てますからね。背私より低いけど、太って無くて見た目そんなに悪くないけど、楽器三味線だけど、好きな人が後輩だけど、そこ違うけれどいろいろな思いはかなり似てます。もうなんていうか強がり!!(強調ですか?)無茶上等みたいな人です。でもってけんか腰〜(待て)意外と大人な面がありますが好きな人を前にすると調子狂います。

ちなみに宏史は息吹のこと好きです。年上だけどなんか可愛いと思っているようです。からかいたいみたいですね。からかわれる身にもなれ(誰だよ)

 

 恵那は、感情移入は微妙でした。私と違って乙女なんだもん。可憐なイメージで書きました。こうありたいとか理想がいろいろあって、あと良い子でいたいがために自分を押しつぶしすぎでした。それゆえ孤独になりがちだったんですね。最後にはそれが改善されていました。雄介大好きな恵那ですが、こちらがどうなるかは・・・・・・ひ・み・つ(ぇ)

 

 テーマ、ですね。いろんなものを感じ取ってほしいです。でも、メインは・・・・・・。

“自分と向き合うことの重要性”

“人を信じることの大事さ”

という感じですね。でも一番は“人はみんな違うもの、それでも何も共感できないものが無い人はいない”です。みんな個性ゆたか、ですよね。違うからといってのけものにするのはおかしいし、それで認めないのは絶対変。でも、違うけれど同じ、似たようなところも絶対あるものです。人はきっとどこかで共感できるんだと思います。思いを共有して、共感してあげて、違いを認めて尊重し合えたら素敵だなと思います。息吹と恵那は性格や雰囲気は全然違います。それでも共感できたところがあったんです。そのことの大事さに2人は気付けたんじゃないかなと。

 

 動きの少ない物語ですが、日常的な感じのことで伝えたいことを書いてあらわしてみました。

 今後もいろんな主題にそって物語を紡いでいけたらなと思います。

2人』を読んでくださった方々、ありがとうございました!

 

 

20051222日 えい