ストーリー

みずたまという愛称のある女子大生、珠姫は知り合いの女性、八千代に誘われ、火弓解決屋事務所でバイトすることに。
仕事内容は依頼者様の悩みを解決するなんでも屋のような仕事。
所長の八千代と秘書の飛鳥はサポート役。
実際に依頼解決に向かうのは珠姫と体力担当の隼人、頭脳担当の紫苑の3人といった解決屋トリオ。
依頼内容は多岐にわたる。今日も解決屋は依頼解決に奔走する。



主な登場人物。

湖 珠姫……通称みずたま。ごく普通の女子大生、温厚で真面目。まっすぐな長い黒髪にぽっちゃりふっくらした平安時代のお姫様のような容姿。実は超能力者で物の記憶を読み取れる。また、日が沈むとかなりキレやすい性格になりキレると風を自在に操る異能を発揮する。言葉遣いも女の子とは思えないほど荒れ、凶暴に。過去たった1人で名のある暴走族チームを壊滅させたことから「嵐女(あらしめ)」の異名を持つ。

風野 隼人……地元では有名な喧嘩番長だった元チンピラだが涙もろく気の良い青年。黙っていれば端正な顔立ちの美形なのだが自覚なしのせいか言動は全く二枚目にならない。珠姫に助けられたことがあり、彼女を「お嬢」と呼び敬語で話す。紫苑とはよく喧嘩するが信頼してる為殴りかかったりはほぼしない。

木原 紫苑……東大主席卒業、博士号までもつ秀才。少し小柄で華奢な中性的な容姿をしている。クール、というかツンデレ? な性格。頭脳担当で更に情報を集めるのが得意、特にハッキングはかなりのレベル。Sッ気が強い面も。隼人をよくからかっている。

火弓 八千代……超お金持ちの家系で若くして起業、かなり財を築いた女傑。勝気な印象のスタイルの良い美人。解決屋事務所をたちあげ、運営している。サバサバした性格だが、少々凶暴な面もある。

土井 飛鳥……雑用や家事が得意な秘書。長身でかなり細身。明るく親しみやすい性格。常識人でツッコミ気質、八千代に対して一言多い傾向がありよくアイアンクローされている。

湖 藤哉……珠姫の父親。妻を亡くし、男手1つで珠姫を育てる。丸っこい安心感を与える容姿で八千代曰く「妙に声の良いおっさん」珠姫の能力に対して「ちょっと敏感で夜になるとキレやすくてキレるとすごいけど普通の子だよ」と言い切るほど気にしていない。

影山 永久……珠姫の中高時代の同級生。同じ風を操る異能者。シニカルな笑顔を浮かべた冷たい印象を与える人物。珠姫とは犬猿の仲。

葵……神出鬼没な情報屋。情報はたしかで有難い存在だが女装の変態で電波な発言の多い妄想屋。名前については本名かも不明。