クリスマス座談会〜女性陣
――まず自己紹介どうぞ
ユウギリ「僕は『蒼い世界のなかで』のユウギリ、17歳。天照神官長だったけど今は新セレーネ軍に身を置く者です」
鈴「『音楽を奏でながら』に出てます宇佐美鈴です。大学2年生です。バンド活動もしてます。よろしくお願いします」
息吹「『2人』の平生息吹。20歳、大学2年。三曲研究会の責任者やってます」
瑛「私は瑛=登の宮=都と申します。『三角戦記』に出させて頂いています。20歳、サンデルタ国の第一皇女で、王になるため頑張っています。よろしくお願い致します」
――さて、突然ですがあなた達には共通点がひとつあります。なんでしょう?
瑛「皆さん少し見た目似てますよね」
鈴「たしかに黒髪で髪の長さとか、肌の色とか……和っぽい感じですね」
ユウギリ「趣味は?」
息吹「私は三味線」
瑛「箏です」
鈴「箏」
ユウギリ「僕も箏だけど、それかな? 一人三味線だからもっと違うのかな」
瑛「職業も年齢もバラバラですけど」
――ええとですね、実は皆さん根本のモデルが作者ということでいっしょですよ
ユウギリ・鈴・息吹「え?」
――ご不満ですか?」
ユウギリ「いや、こっち3人(自分と鈴と息吹を指しながら)はわかるけど、同じ人間モデルにしてこういう人誕生するかな?(瑛を指す)」
――正確に言うと、ユウギリは小学4年生の時の自分の喋り方を共通語に直して思考は自分と似た感じに。息吹は私の箏曲での性格のみを具現化したらという設定。鈴はわりとリアルに私を反映させてます。瑛は考え方をかなり似せた感じになっています。
息吹「へぇ……」
鈴「私が一番似てるんですね」
息吹「やっぱり瑛さんみたいな人も誕生するのが不思議な気もしますけど」
――では、皆さん。相手の男性についてどう思いますか?
ユウギリ「相手って誰だよ?」
息吹「右に同じく」
鈴「私は、哲太さんでいいのかな? 私の片想いだけど……哲太さんはすっごく優しくて穏やかで笑顔がとっても素敵で一生懸命で真面目で努力家で冷静だけどちょっと天然だからかお茶目で可愛らしくって……大好きです」
瑛「私も、暁ということでよろしいのですね。暁は背は低いんですけど顔立ちも良くていつもふんわりしてますけど私のこと守ってくれて強くって……篠笛の音色が綺麗で、優しくて飾り気が無くていっしょにいると安心する人です」
――どうやらユウギリと息吹はツンデレ、鈴と瑛は一途純粋のようですね
息吹「誰がツンデレだよ!?」
ユウギリ「ほんとだよ!!」
――さて、4人についてランキングをお見せしていくので、何かあててくださいね
『1位 息吹 2位 ユウギリ 3位 瑛 4位 鈴』
瑛「先ほどツンデレと言われたお2人が上位ですね」
鈴「ちなみに息吹さんがぶっちぎりだそうですね」
息吹「態度のデカさならユウギリさんと良い勝負だと思うんだけど」
ユウギリ「言うな……身長でも無いしたぶん武術は負けないから、何だろう」
――正解は相手と進んでる度でしたー
ユウギリ「息吹殿、そんなに進んでるの?」
息吹「べっつに進んでない! あ、あ、あいつがどんどん無理やり(顔真っ赤)」
ユウギリ「どんどん……?」
息吹「知らん!」
瑛「でもユウギリさんも2位ですよね」
ユウギリ「まあ、事故だけどキスはしちゃったから……」
鈴「あー、でも私は片想いなのでビリですね」
瑛「でも私も……私はその暁が寝ている隙にちょっと」
ユウギリ「……意外と大胆なんだね」
瑛「そ! そんなことないです! 変なことしてませんから!」
ユウギリ「ふーん」
『1位 瑛 2位 鈴 3位 息吹 4位 ユウギリ』
ユウギリ「今度は一途純粋組が上位だね」
息吹「じゃあ、ベタに相手を強く想ってる順」
ピンポーン
息吹「あ……」
ユウギリ「簡単だったね」
――でも逆に言えば相手に妄想しちゃったりする順です
鈴「純粋じゃないじゃん!」
瑛「あ、でも否定はしません」
鈴「!?」
瑛「時々、こう暁見てて、ああ可愛いなぁとかなんかこう抱きしめたくなったり、変な気分になったりしますもん」
鈴「……私も哲太さん可愛いって思いますけど、変な気分には……」
ユウギリ「瑛さんって攻め?」
鈴「!?」
瑛「かも」
鈴「!!?」
息吹「やめときなよ。鈴さん硬直しっぱなしだから」
『1位 鈴 2位 瑛 3位 息吹 4位 ユウギリ』
ユウギリ「何か似たランキングだね」
息吹「ええと、4位だけ物凄い離れてるんだって」
瑛「ユウギリさんだけ……」
(3人、ユウギリの一部分に視線集中)
ユウギリ「なんだよ!?」
息吹「ユウギリさんだけ胸無い」
ユウギリ「!!?」
息吹「こっちはわりと巨乳だから」
ユウギリ「なんだ、この強烈な敗北感」
――ちなみにユウギリ、これが他の3人のサイズです(追い討ち/笑)
ユウギリ「え!? 鈴98、瑛95、息吹90っておまえら何食ってんだよ!?」
鈴「読み上げないで下さいよ!!」
息吹「べつに食べてるもんは関係ないっぽいよ」
ユウギリ「……シオンの言うとおりにした方がいいのかな」
息吹「かもね」
ユウギリ「じゃあ僕シオンとこ行ってみる」
(ユウギリ離脱)
鈴「息吹さん、貶めるのは……」
息吹「いいんじゃないの? たぶんこいつ押しに弱くないから相手もおあづけくらってて可哀想かなって思ったから」
鈴「…………」
息吹「ああ、ごめん、子供には刺激が強すぎた?」
瑛「あ、私と鈴さんは息吹さんと同い年ですよ……」
息吹「鈴さんは純粋すぎてこの手のネタは子供。それに私はあいつのせいで老けた」
瑛「息吹……さん?」
息吹「まあ、いいんだ。私のなんだかんだであいつといるの幸せ……だし?」
瑛「それは、素敵ですね」
息吹「瑛さんもその暁さんって人と幸せになれるといいね」
瑛「できたら、いいですね」
息吹「鈴さんもね」
鈴「え、あ、はい」
――皆さんお幸せに♪